宝島社【田舎暮らしの本】に4ページにわたり丸中醤油が特集になりました。
12月に入り、北風の身にしむ冷たさの中、職人さんが最後の仕上げを今まで以上に集中してやっておられます。
蔵の外側からの耐震補強工事はほぼ完成いたしました。と同時進行であった内部はおかげ様で以前の状態とあまり変化はありません。蔵の外観もだいぶ出来てきました。玄関周りはこれからといった感じです。まだまだ外観部分も完成しておらず丸中醤油の蔵を見たいとご遠方からおいで頂くお客様には誠に申し訳ありません。(通常も蔵内のご見学はいたしておりません)
ガラス窓・窓枠を見ていただくとわかるように 外側からでも内からの醸造菌がガラスにびっしりはびこっているのがおわかりになるかと思います。蔵の外観は元の木の上に補強をほどこしているだけなので下からのぞくと元の木が見えています。
Z・ONE特集 滋賀県・愛荘町 神々が棲む蔵の昔づくり醤油。
毎日の食事に欠かせない調味料。暮らしに溶け込んでいるものだからこそ、ちゃんと真面目につくられた、おいしくて安心できる品質のものを選びたい。
そう考える人たちに一目置かれている醤油がある。
滋賀県愛荘町で二百年続く醤油蔵、丸中醤油の「杉樽三年熟成しょうゆ」だ。~(省略)
「櫂入れ」をはじめ、二百年前と同じ蔵の日常が今日も繰り広げられている。
また、蔵を守る重要な存在が、まだ他にいる。「蔵付きの菌」。丸中の蔵に長年住み続けている醸造菌たちだ。
同じ大豆と塩を使っても、よその蔵で仕込めば丸中の醤油はできない。
「ここの醤油をつくるのは蔵の菌たち。私たちは、その手伝いをしているだけです」。
目に見えない自然の力を尊ぶ蔵人たちの姿、琥珀色のまろやかな一滴に、日本の食文化の豊かさを改めて見る思いがした。
リビング京都 -西南-京都リビング新聞社
プロの料理人が太鼓判!オススメ食品&調理道具
じき宮ざわ 宮澤政人さん
丸中醤油 醸造醤油
「和食はしょうゆ一つで味が全く変わります、これは味わいが豊かで香りもいいですよ」。
職人の勘と200年以上続くしょうゆ蔵にすみつく醸造菌に育てられたもの。3年熟成の古式製法で、少量で香りとうま味が出ます。
マクロビオティッククッキングスクール校長 中美恵さん
素材の味を引き出す良質の調味料。
おいしさも消化力もUP!
質の良い、自然の恵みでできた調味料は、食材の味を引き出す効果が高いので、量をそれほど使わなくてもおいしい料理ができる。その分、余分なカロリーをとらなくて済むメリットも。
三年かけて熟成させた醤油
丸中醸造醤油300ml¥756(丸中醤油)
皆様こんにちは!蔵耐震改修報告が大変遅くなり申し訳ありません。
只今内部工事は事務所、玄関回りの工事に入っております。
実はそれに伴い現在事務所を移動いたしました。建物の老朽化に伴い耐震を目的にしておりますので建物内の荷物を軽量化することが求められそのような運びになりました。(ご遠方各地からわざわざお越し頂きお買い求め頂くお客様には、そのような状態にて誠に申し訳ありませんが蔵玄関に移動先が案内してございますので何卒御理解頂きますようよろしくお願いいたします)
又、外回りは建物裏の板がほぼ貼られました。
写真でもおわかりかと思いますが、基礎もコンクリートでしっかりと固められ、頑丈な蔵の礎になっています。そして蔵の側面を少し増築して物置にするそうです。
少しの増築ですが、小さいながらも本日は棟上げでした。良い天気だったので棟上げ日和だったと思います。
食通が夢中です!
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食通太鼓判。丸中醤油(丸中醸造醤油)
料理研究家 カノウユミコさん
200年以上受け継がれてきた古式製法を守る天然醸造醤油。「安心な材料を使い、蔵にすむ酵母の力で長期熟成される昔ながらの作り方の醤油です。うま味たっぷりで、どんな料理もぐんとおいしくしてくれる魔法の調味料です」
蔵だより・・皆さまになるべく声をお届けしたい思います。
こんにちは。蔵元で修行中の神野と申します。
ここ数日で急な冷え込みになりテレビで今年は紅葉が綺麗だろうと言っておりましたが、
蔵元でも冷え込みはかなり実感できそろそろ冬支度の予感です。
この時期になると諸味も落ち着き、今年の仕込んだ諸味は色もつき始め
醤油の香りも漂いはじめてます。
今年は8月からの蔵耐震工事に取り掛かっております。
そのため諸味樽に屋根の土壁やホコリがはいらないように大工職人さんにひとつひとつ樽にあわせた蓋を作ってもらい、かぶせておりました。
弊社は解放桶なのでそんな変化に今年の仕込んだ諸味は無事育ってくれるのかと
大変心配しておりましたが時々は解放してやるなど工夫を凝らしたおかげでなんとか順調に育ってくれています。
やっぱりおいしい醤油を作ってお客さんに喜んでいただけるのが私は、一番の幸せと感じます。寒くても風邪なんてひいてられませんね。 丸中醤油職人 神野明
平成弐拾年拾月弐参日、 文化庁より
丸中醤油所有の、大蔵(江戸後期)・前醸造蔵(明治前期)・奥醸造蔵(明治中期)
・店舗(明治前期)の計4件が国の【 登録有形文化財に登録 】されました。
現在、蔵全体の耐震補強工事を行っております。
国の登録有形文化財への登録を機に、先人より受け継いで参りました丸中醤油蔵と
丸中醤油独自の古式製法を後世に残すべく、より一層の邁進を皆様にお誓い
申し上げますとともに、登録有形文化財への登録をご報告申し上げます。
今後とも変わらぬご愛顧、ご指導賜りますようお願い申し上げます。
蔵元 丸中醤油株式会社 中居真和
こんにちは。丸中醤油蔵人の近藤と申します。
今年の年末で、私が丸中醤油に入り三年が経とうとしています。
丸中醤油では、三年という時間をかけて醤油は一人前になり、皆様の所に旅立って行きますが、私はまだまだ半人前にも満たないと思っています。
少しでも早く、一人前になれるように、これからも精進してまいります。
さて、蔵の工事も中に作られていた仕切りや足場が徐々に取り外され、工事が進んでいるのを実感しています。
しかし、まだまだ工事前のようには仕事は進まず不便な所は多々有りますが、皆様に美味しい醤油をお届けするため、蔵人一同力を合わせ頑張っておりますので、これからも丸中醤油をよろしくお願いいたします。 丸中醤油職人 近藤裕介
- おいしい調味料ご案内帖-
せ 丸中醤油
丸中醸造醤油/杉樽三年熟成しょうゆ
3年という年月を経て放たれる
まろやかで旨味溢れる究極醤油
鈴鹿山脈のふもと、のどかな田園風景が広がる滋賀県・愛荘町。その一角に建つのが「丸中醤油」だ。寛政末期に創業して以来、職人の五感と蔵に生息する蔵付き菌による自然の営みにまかせた醤油造りを続けている。~(省略)
丸中醤油では、江戸時代からの醸造菌が天井・壁・床・樽のあらゆる場所に棲みつく、この宝ともいうべき蔵の中で三年熟成を基本に醤油を醸造。3年という長い時間を経て解き放たれるその味は、水で薄めれば飲めるほど完成された美味しさ。濃口の「丸中醸造醤油」、深いコクを伝える「杉樽三年熟成しょうゆ」で素晴らしさと感動を味わいたい。
皆さまこんにちは!蔵耐震改修報告が遅くなりました。
雨に振り回されて時間がかかっていた蔵の屋根は、ようやく殆ど出来上がりました。職人さんの話によると通常の家屋に比較すると、3-5倍の土が盛られていたとのことです。今回京都の宮大工さんチームにあえて入って頂いた目的は、① 蔵の微生物に影響をあたえない改修方法を使用する② 江戸時代工法の釘が使われていない『揺れることを前提とした固定化しない建て方』を同じく使用し直し強度を加えたいという考えであります。
が、屋根の土については大変な重量があり、地震が頻繁に起こりうることを想定し、必要な軽量化したものに切り替えることになりました。
土壁も新旧の物が入り混じっています。外板も徐々に貼られていますが、今までとそんなに違和感なく蔵の雰囲気に溶け込んでいます。
さて、10月に入りましたね。いつも丸中醤油をご愛顧頂き誠にありがとうございます。
本日は雨で工事が中断しましたが、
先週から屋根の吹き替えが始まっております。
毎日、様子が刻々変化しております。
- nid - 日本の゛おいしい"の源ここにあり
見直そう。調味料の大切さ
調味料のさしすせそというようにさとう・塩・酢・しょうゆ・味噌は、料理、特に和食のおいしさを生む基本。そのなかでも日本ならではの調味料、365日欠かせない、日本の味の主役、しょうゆ。
コク・うま味・香りの三拍子揃ったしょうゆは、まさに毎日の調味料の王さまだ。大豆・小麦・塩の3つの材料から作られる、日本独特の発酵食品の代表格でもある。昔ながらの天然醸造で作る場合、平均約1年もかかる。又、製造過程の違いによって、濃口・薄口・たまり・再仕込・白の5種類に分けられる。国内の大豆自給率が低いとはいえ、国産大豆にこだわって、昔ながらの天然醸造でじっくりゆっくり、育てるようにしょうゆを作る醸造元がまだ残っている。毎日の食生活と切り離せないしょうゆだからこそ、安心安全な素材と製法にこだわりたいもの。
【濃口】 丸中醤油
地元・滋賀産を主とした契約栽培の原材料を使用。200年以上の歴史をもつ醸造蔵で3年間じっくり熟成させて、香り、深みを増したまろやかな味わい。300ml 756円/丸中醤油
平成20年9月26日(金)に開催された国の文化審議会において、
弊社丸中醤油所有、江戸時代後期の・大蔵及び
明治時代の・前醸造蔵・奥醸造蔵及び店舗の計4件が
【有形文化財】の登録に於いて、文部科学大臣に答申されました。
http://www.pref.shiga.jp:80/hodo/e-shinbun/ma07/20080919_2.html
― 家庭画報特選 ―
料理研究家 高城順子さんも絶賛 ≪家庭画報セレクト調味料≫
素材の旨みを引き出す 優れた料理の立役者
高城さんの食材を選ぶ基準は、食品添加物を使っていないことはもちろん、自然の旨みを生かして作られたおいしいもの。そしてそんな調味料が、料理の味の決め手になるとおっしゃいます。
料理の味を左右するのは基本の調味料
自然に発酵をまかせた古式製法の完熟醤油 - 滋賀県 丸中醤油 -
『 丸中醤油 三年熟成 』 200余年にて伝統の製法を受け継ぐ古式製法にて、自然に発酵をまかせた3年熟成の香りと旨みが特徴の醤油。温度管理を一切せず、蔵人の五感と江戸時代より蔵に棲みつく良質の醸造菌から生まれました。シンプルな料理に合います。
≪読売クックブック≫実りの秋の精進料理
『野菜の味をふくらませる精進料理の食材と調味料』
毎日使うものだから、調味料は吟味したいもの、
カノウさんのおすすめをご紹介します。
古式製法による熟成しょうゆ
契約栽培による国産原料を使用し、江戸時代から続く醸造蔵で、3年熟成させてつくられる。濃口と薄口の中間的な味。
丸中醸造醤油720ml/1,260円 丸中醤油株式会社
皆様はじめまして。私は、今年の九月で丸中醤油に入って三年目となります吉川薫と申します。
職人の中では、まだまだ新人の見習いレベルではございますが、今瓶詰めの作業をさせてもらっております。最近よく耳にする異物混入など無き様、細心の注意を払いながら醤油の瓶詰めをさせていただいております。
現在、蔵は改修工事に入っており、蔵内外に足場が組まれ、されに狭くなり、雰囲気も一変しております。天井も全体的に低くなり窮屈感をさらに感じておりますが、皆様の食卓で美味しい醤油が届きますよう日々仕事させて頂いております。まだまだ解らないことは山の様にありますけれど、早くひとかどの醤油職人に成れます様頑張りますので何卒よろしくお願いいたします。 丸中醤油職人 吉川薫
皆さまこんにちは!
いつも丸中醤油をご愛顧頂き誠にありがとうございます。
蔵内部も着々と準備が始まりました。
外からの振動により桶の中に埃が落ちないように、杉桶の上に蓋を設置しています。
本年の諸味は、春の仕込み後、梅雨らしい梅雨を迎えそのまま猛暑で、より活発になって理想的な発酵でございました。美味しい醤油の基礎ができております。
ようやく気温が落ち付き、盛んだった発酵が収まりつつあるので蓋をおくことが出来ました。(但し醤油育ての作業は変わらず続けますので、その間の作業は蓋を外しての作業になります。)又、蔵内上部には、全体を覆う家のような建物が出来つつあります。これについても醤油育ての作業を続けられる為の工夫になります。
今回の目的である「醤油育ての作業をしながら、醤油造りには影響を与えない方法で改修を行うという事。」この方法は、普段から体と五感を使っての丸中職人の負担は大いに増えます。しかし'古式製法の醤油育てを後世に続けたい’という弊社一丸の願いでございます。負担は増えますが、皆喜んで頑張っております。