皆さまこんにちは!蔵耐震改修報告が遅くなりました。
雨に振り回されて時間がかかっていた蔵の屋根は、ようやく殆ど出来上がりました。職人さんの話によると通常の家屋に比較すると、3-5倍の土が盛られていたとのことです。今回京都の宮大工さんチームにあえて入って頂いた目的は、① 蔵の微生物に影響をあたえない改修方法を使用する② 江戸時代工法の釘が使われていない『揺れることを前提とした固定化しない建て方』を同じく使用し直し強度を加えたいという考えであります。
が、屋根の土については大変な重量があり、地震が頻繁に起こりうることを想定し、必要な軽量化したものに切り替えることになりました。
土壁も新旧の物が入り混じっています。外板も徐々に貼られていますが、今までとそんなに違和感なく蔵の雰囲気に溶け込んでいます。