皆さまこんにちは!
いつも丸中醤油をご愛顧頂き誠にありがとうございます。
蔵内部も着々と準備が始まりました。
外からの振動により桶の中に埃が落ちないように、杉桶の上に蓋を設置しています。
本年の諸味は、春の仕込み後、梅雨らしい梅雨を迎えそのまま猛暑で、より活発になって理想的な発酵でございました。美味しい醤油の基礎ができております。
ようやく気温が落ち付き、盛んだった発酵が収まりつつあるので蓋をおくことが出来ました。(但し醤油育ての作業は変わらず続けますので、その間の作業は蓋を外しての作業になります。)又、蔵内上部には、全体を覆う家のような建物が出来つつあります。これについても醤油育ての作業を続けられる為の工夫になります。
今回の目的である「醤油育ての作業をしながら、醤油造りには影響を与えない方法で改修を行うという事。」この方法は、普段から体と五感を使っての丸中職人の負担は大いに増えます。しかし'古式製法の醤油育てを後世に続けたい’という弊社一丸の願いでございます。負担は増えますが、皆喜んで頑張っております。